設立趣旨

設立の目的

本協議会は、「鳥居型架構の木造純ラーメン構造」により可能となる全く新たな“レゴ型の建築創作システム”の普及・活用を推進し、物理的・社会的耐用性が長くかつ優良な住宅・公共施設等の建設を促進することによって、木を生かした安全・快適でうるおいのある住宅・まちづくり、国産木材の利用促進、健全で持続性ある森林育成、地域活性化に寄与することを目的とします。

事業の目標

*プロダクト方式のスマート化/ 木材生産・流通から建設・利用まで、シンプルなシステムを構築する。

*オープンデザインの推進/ 架構ユニット、基礎・壁・床ユニットのレゴ型デザイン・製品展開を推進する。

*国産材の利用促進と産地振興/ 知識・情報集約型の構法により地域の人材活用と連携を推進する。

これまでのあゆみ

本協議会は、鳥居型構法を活用した復興住宅等の建設構想に協賛した事業者等を発起人として設立しました。
設立までに実験住宅の建設、構法特許申請等、鳥居型ラーメン構法の研究開発に取り組んでまいりました。

2013年 7月 本協議会ホームページを開設(一部テスト中)、広報活動を開始。
2013年 6月 本協議会の設立総会を開催し、事務局を設置。
2013年 3月 鳥居型ラーメン構法が特許査定を受ける。本協議会設立準備を推進。
2012年10月 木造鳥居型ラーメン構法によるパイロット住宅第1号が竣工(兵庫県)。
2011年 元京都大学小松幸平教授と共同事業者が鳥居型フレームの強度実験を実施。
事業計画

活動方針

鳥居型ラーメン構法が、木造建築の新たな“ベーシック・メソッド(基礎構法)”として社会的に位置づけられ、広く様々な用途の建築物に活用されることをめざして活動・事業を展開します。
2013年度の事業計画では、研修・情報提供等を重点課題とし、会員の協働・連携等により活動を実施します。

  • 【 本協議会の活動・事業(規約より抜粋)】
  • (1)技術研修・情報提供・交流等の普及啓発
  • (2)基本技術の改善応用研究及び型式適合認定取得等
  • (3)基本技術の応用による多様な建築用途、部材・建材の開発
  • (4)基本技術の仕様標準化及び関連建材技術並びに地域景観の開発
  • (5)地域木材の生産・加工・流通技術の連携促進による複合的産業創出
  • (6)前各号に掲げるもののほか、本協議会の目的を達成するために必要な活動・事業

組織概要

組織体制図
設立発起人 (順不同)                設立賛同人 (順不同)
  • 建築家・ライト建築事務所 庄司 悦治(奈良県)
  • 住田住宅産業株式会社代表取締役 佐々木一彦
                     (岩手県気仙郡住田町)
  • 株式会社西村工務店代表取締役 西村 浩 (大阪市)
  • 第1号・木造鳥居型実験住宅建築主 武田 恭典(兵庫県)
  • 技術士(建設部門) 黒須 良次(千葉県印西市)
  • 森林ジャーナリスト 田中 淳夫(奈良県生駒市)
  • 気仙地方森林組合長 柧木澤光毅(岩手県気仙郡住田町)
  • 川上産吉野杉販売促進協同組合長 上嶋 逸平
                    (奈良県吉野郡川上村)
  • マルコマ株式会社常務取締役 藤本 清 (大阪市)
  • 株式会社伸構造事務所代表取締役 中本 明 (奈良県香芝市) 

事務局

○ 名 称 木造鳥居型ラーメン構法活用推進協議会
○ 所在地 〒630-0265 奈良県生駒市軽井沢15-1
    株式会社ライト建築事務所内
○ 連絡先 0743-75-6350
○ E-Mail x@wright-shoji.com
○ ホームページ http://torii-moku.org/index.html
○ 地域連絡所 *開設準備中